デジタル一眼レフの寿命である、シャッター回数を調べる方法
カメラにも寿命があるのはご存知でしょうか。何を元にして寿命を測るかというと、「シャッター回数」で測定します。ちなみにシャッター回数は、「レリーズ数」や「ショット数」とも呼ばれます。
ずっと同じボディで撮影はできないということです。カメラのシャッター回数の限界は、機種によって5万回〜40万回までと異なります。
今回はカメラのの寿命である、シャッター回数を調べる方法をご紹介します。
保有している自分の機材が、残りどれだけ写真が撮れるのか、中古のカメラがどれくらい使い込まれていのかを調べるためにも必須な知識です。
※ちなみにシャッター回数が耐久回数を越える、もしくはシャッターが壊れた場合は、シャッターユニットの部品交換で復活させることが可能です。
一眼レフのシャッター耐久回数の具体的な数値は?
ニコンとキャノンの一眼レフ各モデルのシャッター耐久回数は下記をご参照ください。
やはりフラッグシップ機だとシャッターの耐久性もあるようですね。
シャッター回数を調べる方法
シャッター回数を調べる方法はいくつかあります
メーカーのサービスセンターに持っていく
簡単なのは、メーカーのサービスセンターでカメラを見てもらう方法です。「このカメラのシャッター回数は、今何回ですか?」と聞けば、教えてもらえます。
ちなみに、パソコンがあれば自分で簡単に調べることができます。下記でその方法をお伝えします。
シャッター回数を自分で調べる方法
デジタル一眼レフに限らず、デジタルカメラで撮影された写真には「Exif」情報が記録されています。
Exif情報には、撮影日時、撮影機器名、シャッタースピード、絞り、ISO感度、焦点距離等、様々な情報が記録されます。(登録される情報は機種により異なります。)
シャッター回数を調べるのに特別なアプリケーションは不要で、とても簡単にこのExif情報を見ることが可能です。
Windowsの場合
Windowsの場合は、PCに保存した写真を右クリック > プロパティ > 詳細タブ と進むことでExifの中身が確認できます。
そのほかにも、Lighroomやほかの写真管理ソフトに読み込ませれば、「メタデータ」としてExif情報の一覧を見ることもできます。(windowsユーザーでないので間違ってたらごめんなさい。)
Macの場合
Macの場合は、画像をダブルクリックしてプレビューを表示 > ツール > インスペクタを表示 > Exifタブ を選択すると見ることが出来ます。
メニューから「ツール」→「インスペクタを表示」をクリックします。すると、インスペクタの詳細情報ウィンドウが表示されます。
「Exif」タブの中にある「イメージ番号」が、シャッター回数となります。
私のD4sのシャッター回数は「111,097回」でした。
D4Sのシャッター耐久回数は40万回なので、まだ大丈夫そうです。
最後に:中古でカメラを買う時には絶対調べて欲しい。
今回ご紹介したシャッター回数は、中古のデジタル一眼レフを購入する際には必ず調べたい情報です。私のD4sのシャッター回数は中古で購入した時は「70,000回」ちょっとでした。
見た目が綺麗でも、シャッター回数が多ければ寿命は短くなってしまいます。必ず調べましょう。
シャッター回数を聞いても教えてくれないお店もあるようなので、ご自身でSDカードとPCを持っていくのをお忘れなく。